任天堂、バンダイナムコ・スタジオ・シンガポールを買収

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いずみ
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2025年11月28日
ニュースNINTENDO

任天堂は 11 月 27 日、バンダイナムコスタジオ(Bandai Namco Studios)と株式譲渡契約を締結し、同社のシンガポール開発子会社「Bandai Namco Studios Singapore(BNSS)」を買収することを発表いたしました。本買収は、任天堂のグローバル開発体制の強化を目的としたものです。

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買収手続き完了後、バンダイナムコスタジオ・シンガポールは任天堂の完全子会社となり、社名を「Nintendo Studios Singapore Pte. Ltd.」へ変更する予定です。今後も既存の開発業務は継続されます。

任天堂の公式説明によりますと、BNSS は 2013 年 3 月 1 日に設立されたバンダイナムコグループの海外開発拠点の一つで、ゲーム内アートアセット制作を得意としております。長年にわたり任天堂タイトルの開発に協力しており、『スプラトゥーン3』ではコンセプトアート、キャラクターモデリング、背景モデリング、アニメーション制作などを担当してきました。

任天堂は、こうした深い協業実績から、BNSS を自社の開発力を補完するうえで重要なパートナーと位置づけ、今回正式にグループ傘下へ迎える決断に至ったと説明しています。任天堂はまず 80% の株式を取得し、残りの株式につきましては今後段階的に取得していく方針です。


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