『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』 “スピード”をテーマにした新シーズン「インフィニット・ブースト」について

Respawn Entertainment が開発し、EA が運営するバトルロイヤルFPS『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』(PC/PS5/Xbox Series X|S/Switch 2/PS4/Xbox One/Switch)において、シーズン27「Amped」の最新情報が公開されました。
11月5日より開幕予定の新シーズンでは、マップ「オリンパス」が競技性向上を目的としたリワークを受ける予定です。
また、レジェンドである ヴァルキリー、ランパート、ホライゾン に強化が入り、加えて新たなキャラクターコントロールシステムも導入されます。
■ オリンパス、競技性向上を目的とした大規模改修を実施
シーズン7で初登場したマップ「オリンパス」が、今回のシーズンにあわせて大幅な改修を受けることとなりました。
本リワークの主目的は マップ全体の競技性を高めること にあり、より快適で戦略的なゲームプレイを実現するために、
- より安全なローテーションルートの整備
- 過度に強力だったポジションへの対策
- POIの見直し
- 追加の地形調整や改修
といった更新が行われています。

■ レジェンドのバランス調整について
今シーズンでは、ヴァルキリー、ランパート、ホライゾン の3名のレジェンドが強化されます。以下では、その内容を順にご紹介いたします。
■ ヴァルキリーの強化内容
- パッシブ「VTOLジェット」
- 操作時の反応性を向上
- 移動速度を増加
- 充電速度を大幅に強化
- 「スカイハイダイブ」
- 離陸速度を強化
- 「ミサイルスワーム」
- 自傷ダメージを削除
- 高度制限を撤廃
- 命中時に敵をスキャンする効果を追加
- 敵の移動系パッシブに干渉する効果を追加

■ ランパートの強化内容
- 「増幅バリケード」 の仕様変更
- 設置した壁の耐久値が進化アーマーのレベルに応じて上昇
- 壁が天板付きの形状に変更(より強固な防御へ)
- 壁の周囲で移動速度ボーナスを付与
- レジェンドレベルアップ時に追加される新要素
- 増幅壁を通して射撃する際の弾薬無限化
- リロード時間短縮
- 非戦闘時に設置した壁が自動回復
■ ホライゾンの強化内容
- 「グラビティリフト」
- クールダウン時間の短縮
- 上昇速度の向上
- 「ブラックホール」
- 体力を175から225に増加
- レジェンドレベルアップで追加される新要素
- リフト上昇後、滑空できる能力
- 空中から高速で急降下する能力
- 敵をノックダウンすると戦術スキルがチャージされる効果 など

■ オルタネーターSMGが2発同時発射になる物騒なホップアップ登場
シーズン26で大きく刷新されたホップアップシステムですが、今シーズンではSMG「オルタネーター」に新たなホップアップ「ダブルタップ」が追加されます。
同名のホップアップは過去にも存在しましたが、今回は性能が大きく異なります。
今回の「ダブルタップ」は、オルタネーターの並列バレル構造を活かし、2発の弾丸を同時に発射できるというものです。
射撃速度についての具体的な説明はありませんでしたが、内部資料には「近距離で非常に高いダメージを叩き出す、“純粋に使って楽しい”武器」と記されています。


■ 移動システムに関するアップデート
新たなキャラクターコントロール要素として、「マントルブースト」 が実装されます。
これは、壁や障害物を登る際に自動で前方へのスピードが一瞬加速するシステムです。
この動き自体は、上級者の間では以前から知られているテクニックでしたが、発生条件が非常に分かりにくく、外部知識がなければ習得が難しいという問題がありました。
今回のアップデートでは、発動タイミングを可視化するインジケーターを追加し、誰でも直感的に使いこなせるよう改善されています。

また、ビークル「トライデント」にも改良が加えられています。
衝突判定の見直しに加えて、ビークル専用の耐久値が調整され、操作感についても軽快さを感じられるよう改善されています。