Amazon、大規模レイオフの影響でオンラインRPG『New World:Aeternum』アップデート停止へ サーバーは 2026年末まで運営予定
Amazon が 1万4,000人規模のレイオフを発表し、その影響はゲーム部門の Amazon Games にも及んでいる。
チーム体制の見直しが進む中、同社が開発・運営するオンラインゲーム『New World:Aeternum』のサーバーが、2026年末までの運営予定であることが本日明らかになった。
Amazon Games の公式声明によると、同社は4年間にわたる安定したコンテンツ更新と、家庭用版の大規模リリースを経て、もはや持続可能な形で新規コンテンツを提供し続けることが難しい局面に達したという。
その結果、最新アップデートとなるシーズン10「Nighthaven」が、PC版・コンソール版ともに『New World』の最終コンテンツとなることが明らかになった。この決定は、慎重な検討を重ねたうえで下されたものだと説明している。
さらに公式は、新規アップデートの提供は終了するものの、ゲームサーバーは2026年末まで運営を継続する方針であると発表。
現在の最優先事項は、シーズン10「Nighthaven」の全アップデート内容を完成させ、プレイヤーに提供することだとしている。
公式によると、長年にわたって『New World』を支えてきたプレイヤーへの感謝として、シーズン10「Nighthaven」は全プレイヤーに無料で開放される。また、有料だった拡張コンテンツ『Rise of the Angry Earth』も、すでに無料化が実施されている。
Amazon Games は、サーバー運営を2026年末まで継続する方針を改めて説明。
この期間中は、ワールドボスやリワードウィーク、一部のシーズンイベントなどは引き続き開催されるが、ホリデーイベントの実施は今後行われないという。
ゲーム内通貨などの使用も継続して可能で、終了時期は現時点では未定。今後数か月以内に、ゲームの今後の展望や重要な追加情報を改めて発表する予定としている。