『ウマ娘』コナミとの特許権侵害訴訟の和解より終結

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タニザキ
2025年11月10日
ニュース

日本の大手ゲームメーカー Konami が 2023年に Cygames のスマートフォンゲーム『ウマ娘プリティーダービー』を特許侵害で提訴した件について、業界とファンに大きな衝撃を与えたこの訴訟が、約2年の時を経て両社の和解によって決着 したことが明らかになった。

Konami は『ウマ娘』がどの特許を侵害したのか詳細を公表していないが、一般的には「育成サイクル」や「成功率管理」など、ゲーム進行の仕組みが『パワフルプロ野球』の“ときめきメモリアル”と似ている点が原因ではないかと推測されている。

一方で、被告側の Cygames も黙っていたわけではなく、この2年間で Konami の18件の特許に対して無効審判を次々と申し立てていた。

両社は本日、共同で声明を発表し、Konami が提起していた特許侵害訴訟、および Cygames が申し立てていた特許無効審判の すべてを取り下げる ことで合意したと明らかにした。
これにより、今回の争いは庭外和解という形で終結したことになる。

和解内容については、双方の守秘義務により詳細は開示されていないが、両社ともに「互いの創作努力を尊重する」とコメント。
今後もプレイヤーに質の高いコンテンツを提供していく姿勢を示した。

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