Steamの新作農場シミュレーション『Everdream Village』──荒れ果てた砂漠の町を復興し、海へ出て未知の島を探索する冒険へ
農場シミュレーションゲーム『Everdream Village』が、12月12日に Steam で早期アクセスとして登場する。
プレイヤーの目的は、砂漠に沈んだ故郷を再建し、この荒れ地に再び花を咲かせ、動物たちを救い出し、そしてかつての住民たちを取り戻すことだ。
ゲームでは、新任の「町長」としてプレイすることになるが、スタート時の町はただの砂漠。
プレイヤーは地形を整え、作物を育て、動物を飼い、町の住人たちと仲良くなりながら、少しずつ“人が暮らせる町”へと再生させていく。
さらに、小さな町を発展させるために、船を出してほかの島へ向かうこともできる。
それぞれの島には固有の生態系があり、そこで集めた資源を町づくりに活かしていくことになる。
本作のもうひとつの大きな特徴が「動物の多様性」。
動物ごとに生態系へ与える影響が異なり、育種によって自分だけの特別な動物を作り出すこともできる。
何百通りもの組み合わせを探る“生態×育成”の奥深さが魅力だ。
そして、島に宿る魔法が進化していくと……なんとプレイヤー自身が動物へ変身できるようになる。
動物の視点で世界を歩き回るというユニークな体験も本作ならではだ。
とはいえ、本作はいわゆる“自由度マックスのオープンワールド”というタイプではない。
物語の中心には家族の相続争いがあり、町の運営をこなしつつ、「金のことしか頭にない」と評される銀行家と駆け引きしたり交渉したりする必要がある。
現在公開されているデモ版でも、多くの時間をさまざまなクエストの達成に費やす流れになっていて、いわゆる“スローライフ系”のゲームにしては、わりとテンポはしっかりしている印象だ。
『Everdream Village』は早期アクセスとして 6か月〜1年ほど の期間で開発を進める予定。
気になる人は、まず Steam のウィッシュリストに追加して続報を待とう。
